十手・捕縄事典-江戸町奉行所の装備と逮捕術

名和弓雄 - 著者

雄山閣出版 - 出版

発行年 - 1996年 2月 5日

本邦初公開の図版などを使用し、あらゆる方面からの需要にこたえるよう著された。
サイズ(ヨコ mm)150
仕様カバー 帯 262頁
ISBN4639013396
状態カバー小擦れ,小口少焼け,赤ペン書き込み数か所有
商品ID151006314

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十手・捕縄事典-江戸町奉行所の装備と逮捕術

Contents:

  • 序に代えて
  • 分類と名称
  • 名所一覧
  • 索引
  • 口絵

第1編 捕物捕具編

  • 一 捕物道具と捕縛術
    1. 中国大陸から伝来
    2. 吉宗が改革した「十手捕縄扱い様」
  • 二 打物捕具について
    1. 鼻捻の発生
    2. 鼻捻が捕者道具に転用された理由
    3. 現代の警棒にも活用
    4. 鼻捻の使い方
    5. 鼻捻の変遷
    6. イギリスの警棒と同型
  • 三 痿し(萎えし)の効果
    1. 痿し(萎えし)の発想
    2. 尖端部分の突起を強化
    3. 痿し(萎えし)の使い方
    4. 手貫紐の効用と握柄
    5. 「連れ返し」の技法
  • 四 「十手」の出現と呼称の変遷
    1. 「十手」に対する様々な名称
    2. 十手を「骨斧」と称した流派
    3. 「一角流」では「手棒」と呼称
    4. 「鐵簡」「卦算」の由来
    5. 「鐵挺」「銀棒」「鐵尺」の異名
  • 五 各流古文書に遺された「十手」異称への考察
    1. 明大刑事博物館の「申渡覚」
    2. 實手、術手、十挺、十當、賢手、轉木
    3. 名称と文字由来への考察
    4. 木製鉄鈎十手
    5. 木製十手の鈎のつけ方
  • 六 異形な十手への工夫と俗称
    1. 型稽古用木十手
    2. 鍛鉄製十手
    3. 鉄製十手の長短と各俗称
    4. 太刀もぎの鈎
  • 七 鉄製・真鍮製十手も鈎のつけ方
    1. 棒身から鍵を鍛造の際に打ち出す法
    2. 棒身に角穴をあけ鈎の脚をかすめる十手の鈎のつけ方
    3. 蒲鉾形鉄環に鍵を鍛接し、棒身にとおす法
    4. 太鼓胴鈎
    5. 鈎鍔
    6. 割り開きかしめ
    7. 牛角鈎、三つ鈎、四つ鈎
    8. 通し焼きはめ鈎
    9. サーベル形鈎
  • 八 特殊な太刀もぎ鈎のつけ方
    1. 美しい形をした「刃鈎」
    2. 鈎幅をかえる様式
    3. 手錠十手の鈎
    4. 鈎の横手に火口があり火蓋のついた鈎
    5. 支柱を入れて補強した鈎
    6. 鈎の内側に鋸歯
    7. 鈎の角に小穴や小鈎
    8. 菊座の効用
  • 九 十手の握柄と棒身
    1. 十手の握柄
    2. 握り柄の辷り止めの工夫
    3. 下級捕吏用の「藤皮巻」
    4. 「こより巻き」「牛の生皮」「牛なめし皮巻き」
    5. 「緋羅紗包み」と「鮫皮巻き」
    6. 不動明王の破邪降魔剣の五鈷杵を模した柄
    7. 与力・同心「銀流し十手」の握柄
    8. 十手の棒身と漆懸け
    9. 「銀流し」の手法と「銀張り」
    10. 「牛皮包み」「なめし皮包み十手」
    11. 鞘に入った十手三種
    12. 「十手棒身」に象眼あるものは贋物
    13. 銀流し与力・同心十手は疑物という説
    14. 十手棒身の先端について
  • 十 「十手紐付環」と「房紐」
    1. 水平回轉環
    2. 紐付環の形状
    3. 朱銅について
    4. 十手の房紐について
    5. 与力・同心の十手の房紐の巻き方
  • 十一 十手の握り方とその理由
    1. 十手の握り方
    2. 十手で打ち萎やす四打法
    3. 十手を巻いて打つ打法
    4. 手首二回転打法
  • 十二 十手の分類と見分け方
    1. 十一種に分けられる十手
    2. 江戸町方与力の十手
    3. 江戸町方同心の十手
    4. 捕者出役の長十手
    5. 奉行所備え付けの「定寸十手」(坊主十手)
    6. 目明しの十手
    7. 火付盗賊改め方の十手
    8. 関東八州取締り出役代官手代・手付き十手
    9. 八州番太の十手
    10. 八州目明しの十手
  • 十三 関西(京都・奈良・大坂)の与力十手の様式
    1. 関西の十手の特殊性
    2. 関西の与力十手と同心十手の見分け方
    3. 関西与力時射てと同心十手の長さの違い
    4. 関西、与力・同心十手の房紐について
    5. 大坂の捕方の十手房紐について
  • 十四 十手の携行方法について
    1. 十手袋と袱紗
    2. 十手携行が公認される場合
    3. 八州取締り出役の代官手代・代官手付
    4. 八州の番太・楠流十手
    5. 八州の目明し(道案内)の十手
    6. 大坂の捕方の十手の携行法
  • 十五 十手の製作者について
    1. 十手師と書き遺された専門職人
    2. 白銀師(錺り職人)
    3. 刀鍛冶
    4. 鎌鍛冶
  • 十六 「十手捕縄術」の系譜について
    1. 「江戸町方十手捕縄扱い様」の系譜及び名和宗家に伝承の由来
    2. 「十手蒐集と研究」との出会い
    3. 「十手術」の魅力
  • 十七 鉄刀と鉄鞭及び「鉄人流十手」について
    1. 鉄刀
    2. 鉄鞭
    3. 鉄人流十手
  • 十八 捕縛禁固具について
    1. 捕縄
    2. 捕縄の長さ
    3. 早縄と本縄
    4. 捕縄の持ち方、巻き方、解き方
    5. 鈎縄
    6. 手鎖
    7. 早手錠
    8. 鍛鉄製早手錠
  • 十九 警報用具について
    1. 呼子笛
    2. 太鼓、拍子木、板木
  • 二十 握物捕具について
    1. 角手
    2. 南蛮鈎
    3. 手の内
    4. まろほし
  • 二十一 投物捕具について
    1. 目潰し具
  • 二十二 鎖物捕具について
    1. 鉄鎖のつくり方
    2. 棍飛
    3. 万力鎖
    4. 鎖棒
    5. 龍吨(熊手)
  • 二十三 捕物用照明具について
    1. 龕燈提灯
    2. 松明
    3. 籠火(毬火)
    4. 火串
    5. 御用提灯
  • 二十四 防禦具について
    1. 着込
    2. 鉢鉄(額當)
    3. 鉄笠と鉄楯
  • 二十五 長柄仕寄具について
    1. 鉄棒
    2. 寄棒
    3. 打込
    4. 袖搦
    5. 刺又
    6. 突棒
    7. 鎖奪い
    8. 刀奪い
    9. 南蛮棒
  • 二十六 明治末期以後の捕具
    1. 実用新案特許の十手の出現
    2. 能海式手錠十手
    3. 台湾警察で開発された特殊警防具
    4. マイティ・スティック(警棒型警戒用具)
    5. 分銅付き捕縄内臓手錠付きステッキ

第2編 江戸時代の捕方と逮捕術

  • 一 捕方の服装
    1. 町方与力の服装
    2. 町方同心の服装
    3. 関東八州取締り出役の服装
    4. 八州取締り出役の任免について
    5. アメリカ西部保安官に似た八州番太
  • 二 「江戸町方十手扱い様」の制定
    1. 「扱い様」制定の時期と理由
    2. 「破邪顯正の型」の四つの動き
    3. 十手を構える場合の手と脚の動き
    4. 「十手の構え」五型について
    5. 「双角の構え」四型について
  • 三 「江戸町方十手捕縄扱い様」の十二型
    1. 型開始前の間合、礼法、抜刀、破邪顯正の型、構えについて
    2. 十手 一の型「四方拂い」
    3. 十手 二の型「柄とり」
    4. 十手 三の型「巻きおとし」
    5. 十手 四の型「左入身」
    6. 十手 五の型「右入身」
    7. 十手 六の型「連れがえし」
    8. 十手 七の型「座捕り」
    9. 十手 八の型「上段受け」
    10. 十手 九の型「閂捕り」
    11. 十手 十の型「柄返し」
    12. 十手 十一の型「咽喉輪捕り」
    13. 十手 十二の型「送り足拂い」
  • 四 「江戸町方十手双角」の十八型
    1. 「双角の型」とは
    2. 「順手双角」一の型
    3. 「順手双角」二の型
    4. 「順手双角」三の型
    5. 「順手双角」四の型
    6. 「順手双角」五の型
    7. 「順手双角」六の型
    8. 「卍双角」七の型
    9. 「卍双角」八の型
    10. 「卍双角」九の型
    11. 「卍双角」十の型
    12. 「逆手双角」十一の型
    13. 「逆手双角」十二の型
    14. 「逆手双角」十三の型
    15. 「放鷹双角」十四の型
    16. 「放鷹双角」十五の型
    17. 「放鷹双角」十六の型
    18. 「放鷹双角」十七の型
    19. 「放鷹双角」十八の型
  • 五 伝承・江戸時代の逮捕術と捕方
    1. 与力・同心・小者の出役振り
    2. 逮捕術の構えと捌き方
    3. つかみ方・足の掛け方
    4. 組み伏せ方
  • 古武術の型についての私見
  • あとがき

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