鍛金の実際 - 美しい形をつくり出す手と槌の技法
書名表記 | 鍛金の実際 - 美しい形をつくり出す手と槌の技法 |
著者 | 山下恒雄,石川充宏,安藤泉 |
出版社 | 美術出版社 |
版 | 1978年 6月 初版 |
商品ID | 140616003 |
状態表記 | カバー焼け擦れ縁少ヨレ,小口焼けシミ若干有,ページ良好です |
在庫切れ |
金属造形作家による鍛金に特化した造形技法書。道具基礎から始まり7章では
鍛金の可能性としてその作例をカラー図版で紹介。
サイズ | B5 |
重量 | 800g |
仕様 | ペーパーボードカバー カバー 159頁 |
Last modified: 2025/01/21 |
Table of contents
- はじめに
- 鍛金の世界
- 基礎的な鍛金の道具
- 道具について/槌 - 槌の種類/木槌の種類/金槌と槌目/金槌の仕立 - 均し槌・流し槌・柄をすげる/金槌の持ち方/当金 - 当金とは・当金の種類・当金をつくる/金床/木台/木臼/その他の工具/切削工具 - ヤスリのいろいろ・電動工具/測定工具
- 基礎技法(I) 建水をつくる
- 金工のついて/絞りとは/建水について/地金取りの方法/焼鈍/木臼を使う/姿勢/当金を使って絞る/さらに木臼を使って/当金を選ぶ/木臼と当金の併用/シワの直し方/測定工具の使い方/銀鑞流し/かたちを整える/底打ち/かたちを決める/均し/端打ち/銘を入れる/煮色仕上げ - 煮込み液の作り方/その他の色上げ方法
- 基礎技法の対比
- 基礎技法(II) 花瓶をつくる
- 花瓶について/形態を考える - 立体にして検討する・技法上からの選択理由/地金の選択/ゲージをつくる/地金取り/木臼で成形する/ぶっ立てで絞る - 同心円を描く・絞る順序・工程の循環/当金を選ぶ/地金の支え方/槌目の間隔/地金を延ばす/への字で絞る/部分的な成形過程/地金の寄せ - 手の位置・ゲージで確かめる・胴のくびれを出す・部分的な焼鈍/修正/上部の均し/下部の成形 - 底を正円に整える/口を切断する - 口をつくる/底をつくる - 底の寸法取り・底の成形/銘を彫る/底をつける/硫化仕上げ
- 基礎技法(III) ねずみの製作
- 変形絞りについて/制作の工程/当て金を使い絞る/耳の部分を寄せる/腕や脚の位置づけ/ヤニを使う/尾をつくる/細部のかたちづくり/尾を曲げる/最後の仕上げ/銀の色上げ
- 鍛金の可能性 あとがき 索引・用語解説
本書より