言葉と建築 建築批評の史的地平と諸概念

土居義岳 - 著者

建築技術 - 出版

発行年 - 1997年 5月 31日 1版

ミシェル・フーコーの「言葉と物」に刺激を受け建築史における「切断面」を明らかにする試みだそうです。

サイズ(ヨコ mm)145
仕様ハードカバー カバー 帯 367ページ
状態焼け有
商品ID190121005

価格 5400円(税込)

  • 宅急便送料:無料
言葉と建築 建築批評の史的地平と諸概念

Contents:

  1. 序 建築を語ること
    1. 建築批評に見られるある種の滑稽さ
    2. 建築批評の文脈依存性
    3. 建築批評の恣意性
    4. 近代的な批評の誕生
    5. 批評の批評?
  2. 「美」の機能
    1. 「美」の定義
    2. フランス・アカデミズムにおける美の概念
    3. カント的な美の概念
    4. 日本の近代建築における「美」
  3. ≪様式≫の誕生と合理主義
    1. 様式概念の誕生
    2. 工作人とゼンパー
    3. 伊東忠太
    4. le styleとles styles メタフォアとしてのテクスタイル
    5. 工芸の重要性
    6. 生産か消費か
  4. 空間という超越
    1. 建築における空間
    2. ヘラクレスの柱
    3. 原広司の「均質空間論」
    4. 制度としての空間
    5. 文化としての空間
    6. 世界卵としての空間
  5. ヘーゲルと芸術の終焉
    1. 「終焉」について
    2. ヘーゲル「美学講義」
    3. 「オリエント→ギリシア→ゲルマン」という図式
    4. 「建築→彫刻→絵画」という図式
    5. ヘーゲルの建築史精神の自己実現と歴史
  6. デコル論の起源と系譜
    1. 「表現」とは
    2. ふたたびデコル理論の系譜について
    3. プラトン
    4. イデー論からみたヘーゲルの美術史
  7. 自然と日本的枠組み
    1. 「西洋」の個別性・普遍性と日本」
    2. 世界・東洋・日本
    3. 自然と近代
    4. 日本的枠組み
  8. エンタシス症候群
    1. 「クズ拾い」あるいは変貌した都市の記録
    2. 反歴史・反芸術?
    3. エンタシス症候群
  9. ヴェルフリンという構築
    1. 失楽園としての近代...
    2. 「建築心理学序説」-直観のア・プリオリな形式としての身体
    3. 「ルネサンスとバロック」-崩壊プロセスの体系化
    4. 「古典術-イタリア・ルネサンス序説」と「美術史の基礎概念」-認識のア・プリオリなカテゴリーとしての視形式
    5. 「イタリアとドイツ」-民族のカテゴリー
  10. ヴェルフリン理論の近代建築への影響
    1. カテゴリーと価値自由
    2. ビルディング/アーキテクチュアという切断
    3. カテゴリー論のアポリア
    4. 「デカダンス」概念
    5. 「切断」という事件
    6. ビルディング/アーキテクチュアという「切断」
    7. 磯崎批判の可能性
  11. 建築の五つのモダン
    1. 中沢新一のバロック
    2. 中世としての近代
    3. ルネサンスとしての近代
    4. マニエリスムとしての近代
    5. バロックとしての近代
    6. 新古典主義としての近代
    7. 「近代概念」の構築
  12. ツァイト・ガイストとゲニウス・ロキ
    1. ツァイト・ガイストとゲニウス・ロキ
    2. ノルベルグ=シュルツの「ゲニウス・ロキ」
    3. 地霊としてのゲニウス・ロキ論
    4. 保田與重郎の「日本の橋」
  13. 歴史と場所
    1. 普遍性と個別性
    2. 歴史と場所
    3. 都市と田園
    4. 風景
  14. 「広場」への永劫回帰
    1. 20世紀のファンタスマゴリー
    2. ロマン主義的歴史観
    3. 都市は拡大する
    4. 経済は都市を蹂躙する
    5. 近代住宅の居間
    6. 広場への永劫回帰
  15. 地霊と言霊
    1. 建築の場所論的解釈
    2. 風水・気・間
    3. 磯崎新における「間」
    4. 中井正一の「気」論
    5. テクストの不在
-本書より-

言葉と建築 建築批評の史的地平と諸概念」と同じ分野の古書