藤森照信の茶室学 日本の極小空間の謎
書名表記 | 藤森照信の茶室学 日本の極小空間の謎 |
著者 | 藤森照信 |
出版社 | 六耀社 |
版 | 2012年 4月 1刷 |
商品ID | 220519001 |
本品の状態 | 5 4.5 4 3.5 3 2.5 2 1.5 1 |
状態表記 | カバー背に色褪せ,計2箇所に角折れ,そのほか良好です |
在庫切れ |
藤森照信の2畳についての論考。
サイズ | 130mm(ヨコ) |
重量 | 500g |
構成 | カバー |
ページ数 | 293ページ |
綴じ | ハードカバー |
Last modified: 2024/03/28 |
Table of contents
- 第一章 茶室に目覚めたわけ7
- 私と茶室/アフタヌーンティーの初体験/コーヒーはトルコ風、煙草はエジプト風/中国茶との出合い/台湾茶紀行/骨董としての茶葉/中国における茶室/台湾の茶文化/日本の茶室の不幸/茶室観を変えた二つの茶室
- 第二章 日本の茶室のはじまり
- 婆娑羅と闘茶/日本の住まいの歴史/日本最初の茶室とは/闘茶の果たした功績/闘茶から殿中の茶へ/部屋と床の間の誕生/殿中の茶が営まれた空間/建築と茶のピークの時代/信長の茶と秀吉の茶
- 第三章 利休の茶室
- わびとしての茶の湯/珠光の茶室、紹鴎の茶室/躙口の起源/「市中の山居」の出現/千利休の登場/信長の名物狩り/信長と利休/待庵の誕生/待庵の建築構造/利休の囲い/ブリコラージュという方法/草庵茶室最後の謎/利休と秀吉/一休の悟りにはじまる/一休と森侍女/小乗の茶の完成
- 第四章 利休の後
- 利休没後の茶室/利休後の四人/江戸期における茶室の没落/極小が揺るがす日本建築史/数寄屋造の誕生/煎茶の茶室/煎茶席の作り
- 第五章 建築家の茶室
- ヨーロッパから来た建築家と日本の伝統/辰野金吾と伊東忠太/利休このかた、初の茶室論/武田五一とアールヌーヴォーの出合い/後継者、藤井厚二/欧米での脱歴史主義(バウハウスとデ・スティル)/堀口捨己の登場/二つ目の茶室論の誕生/現代の茶室、紫烟荘/生活構成の芸術としての茶/岡田郎と御翠の間/茶室の閉鎖性と数寄屋造の開放性
- 第六章 戦後の茶室と極小空間
- 茶室に近寄らなかった堀口以降の世代/村野藤吾と/白井晟一の反時代性/ポストモダンの誕生/藤森流茶室論
- 第七章 茶室談義・磯崎新に聞く だから、茶室はやめられない
- ジョンとヨーコの幻の和室/日本の文化を伝達する/遠州の「隅掛け」/ヤニっぽいものはやるな/丹下健三と岡本太郎/フォリーと草庵/孤蓬庵の写しを作る/衣服に一番近い建築
- あとがき>
本書より